産経新聞(10月10日付)一面に「『ガラス細工』の皇室典範」
「たとえ一代限りであっても生前退位を認めれば、
必要になる」と。
どこかで聞いたような言い方。
そもそも典範を“ガラス細工”に喩えること自体、首を傾げる。
「
皇室経済法や宮内庁法などを次々に改正せねばならな
いわば『ガラス細工』の法体系であり、細心に事を運ばねば、
だが、関連の法改正を伴うのは何も特別なことではあるまい。
安保法制はそれこそ典範改正とは比較にならないほど
「膨大な」
その時に産経新聞は「ガラス細工」
実際に必要とされる皇室経済法や宮内庁法の改正など、ごく僅か。
それを知ってこんな記事を書いているのか。
知っているなら、
知らないなら無知も甚だしい。
記事中には秋篠宮殿下を念頭に置いた「皇太弟」
「
『
ビックリ。
「皇太〇」というのは皇嗣、つまり皇位継承順位“第1位”
“だけ”使われる。
悠仁殿下は秋篠宮殿下が即位されてはじめて第1位になる。
その時は「皇嗣たる皇子」だから「皇太子」。
無知丸出しと言うしかない。
また「天皇の退位に伴い、
議論を呼ぶだろう」とか。
又又ビックリ。
「皇太后」は先代の天皇の皇后の称号だから、
皇太后になられるのが当たり前。
何故「
これも無知丸出し。
もう一々挙げないが、
記者が無知だから「膨大な作業」
それが生前退位にブレーキをかけたい編集方針にもうまく合致する
という記事か。
4面にも関係記事。
今更、明治・
紹介し
だが、もはやそんなロジックは通用しないことには、